| 最優秀賞 |
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▲吉谷正美 (51) 板橋区
▲選評:誰もが心すべきいま最も大事なことを、ズバッと力強く言いきって、実に小気味よい。自然(生態系)に戻(環)らない、しかも毒性のある物質を、私たちはこれまでいかに沢山作ってきたことか。この標語は、東日本大震災と福島原子力発電所の事故の経験から得られた教訓の一頭最初に挙げるべきものなのかもしれない。わがNPO「環境みらい下関」の今年度のスローガンに掲げた「C2C(ゆりかごからゆりかごへ)」のデザイン思想とも相通じている。
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優秀賞 |
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▲岡山和男 (54) 青森市
▲選評:強い意志が萎える時、ホントにいろんな悪魔のささやきに襲われる。心すべきことはわかっていても、面倒くさがって誰もがついつい陥りそうな「まっ、いいや」の頭の中のつぶやきや言いわけの数々。それらを見事に言い当てながら、私たちの弱さに自覚を迫る。実に巧みな切り絵図の呼びかけだ。
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▲平良志帆 (16) [山口県立下関西高等学校2年] 下関市
▲選評:動物たちの悲鳴が添えられて、自分の思いをそのままに「STOP地球温暖化」が率直に描かれている。止めようという強い意志が込められ、動物たちと響き合う「自然的共世界」が夢見られる。その単刀直入でシンプルな表現に誰もが共感する。
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▲野村広樹 (28) 長岡京市
▲選評:わがNPO「環境みらい下関」のスローガンの一つは、≪里づくり都市しものせき≫の実現に向けての「都市部にも菜園を広げよう」だ。それを絵(あるいは設計スケッチ)にするとしたらこの作品のようになるのだろう。屋上やベランダを初め、ビルの谷間の緑化など都市部で可能なあらゆるところに菜園と緑地を広げた街の姿。それは決して絵空事ではない、きっとどのような街でも実現できる、と思わせる。
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佳作 |
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▲高島亮三 (39) 西東京市
▲選評:リサイクルマークと無料の0(ゼロ)円とを組み合わせたアイデア、および不用になったものを不特定多数の人たちに引き取ってもらうための実際的なアイデアが面白いだけではない。「楽しむための5つのルール」など、企画のデザインがきちんと整えられていることも素晴らしい。人と人との関係を豊かにすることで、不用品の引き取り手である「捨て場所」をいかに増やすかは、廃棄物を減らすための決め手である。その極限の形が図になっている。実行に移されてうまく機能すればきっと廃棄物は段々と「0(ゼロ)」に近づくに違いない。
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▲内村美里 (10) [下関市立川棚小学校4年] 下関市
▲選評:私たちの日々の営みの大半は、身の回りを自分たちにとって望ましい環境にするためにあるのに違いない。その場合、私たちの身の回りの状態がどのようであったらよいのか、そして、その望ましい状態(環境)がどのようにイメージできているかが問われるのではないか。
自分たちの小学校の校庭や校舎の、望ましい状態(環境の姿)を率直に描こうとしたのがこの作品。固い素材や無機質な空間に囲まれる今の環境ではなく、柔らかい素材や様々な生き物や植物と触れ合うことのできる環境を求めている切実さが伝わってくる。
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▲福島宗之 (29) 北九州市
▲選評:「トラフグ君」は、何を表しているのだろう。生態系の中で別な生き物(人間も含む)が排出(アウトプット)したものを、何でも食べ(インプットし)てくれる生き物の全体を象徴しているのだろう。
システム全体として排出物が無くなってしまうのを「ゼロエミッション」と言う。それは生態系のしくみに学ぶところから生まれた発想で、エコのとりくみの大事な考え方でもある。
「トラフグママ」とのやりとりについつい引き込まれ、末尾でハッとさせられて、ゼロエミッションの大事なしくみに気付かせる。わかりやすい詩によるメッセージは、今回の最優秀賞の作品と見事に呼応している。
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▲堀山有里子 (38) さいたま市
▲選評:「抱いた子に教えられ」というのは、よくあることなのだろう。ところが親の浅知恵で、なかなか受け止めきれない親が大半であるのも事実なのだ。
「地球を守るために何ができるの」と問いかけられたこのお母さんの、素直で正直な受け止め方の何とすがすがしいこと。しかも「言葉でなく」「親の背中で答えていきたい」の、決意表明の何といさぎよいこと。エコライフの達成には、人としての資質すらも問うてくるということか。
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